今日Amazonから届いたもの

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今日Amazonから届いたもの

Amazonで買った商品を紹介しています。紹介しなかったりもします。

ヤマト運輸のサービス変更まとめ Amazon利用者は一体どうなる?

*2017年4月9日: 追記 

 

はじめに

ヤマト運輸の宅配サービス見直しについての報道が話題になっています。

www3.nhk.or.jp

日常的にAmazonを利用しているAmazonヘビーユーザーにとっては、商品の発送という通販における大事な部分を担っているヤマト運輸のサービス変更は無視することのできない問題です。

Amazonで「お急ぎ便」を利用すると遅くとも翌日以内に商品が発送されヤマト運輸によってすぐに商品が届くといった現在のサービスが変更される恐れや、現在は無料である再配達が有料になる可能性も無視できません。

多くの報道機関でヤマト運輸のサービス変更・値上げ問題について報道されていますが、実際はどのような変更が実施されるのでしょうか。

本記事ではヤマト運輸のサービス変更についてまとめていきます。

※確定事項が発表され次第この記事に追記をする予定です。

 

ヤマト運輸Amazonの関係

現在のヤマト運輸Amazonの関係を整理する前に、ヤマト運輸の歴史について簡単にまとめておきます。

ヤマト運輸

ヤマト運輸の歴史は長く、創立は1919年にまで遡ります。

当時から「輸送業」としてトラックの荷物輸送を行い、1929年には日本における初めての「路線事業」と言われる東京-横浜間での本格的な定期便サービスが開始されました。この時にいくつかの支店を介して目的地まで荷物を届ける現在の輸送体系の基礎が確立されたともいえます。

1957年には今でも使われている親子猫マークが登場し、1976年にはついに「宅急便」のサービスが開始されました。

「宅急便」サービスの開始をきっかけに、それまでは企業向けの大口輸送がメインだったヤマト運輸は民間・企業問わず日本中の多くの荷物を取り扱う様になります。

同サービスの開始から5年後の1981年には早くも宅急便の月間取扱数が1,000万個を超え、以降はスキー宅急便やゴルフ宅急便、夜間お届けサービスなど様々な宅配サービスを開始しました。

そして1991年にはついに日本全国にクロネコヤマトの支店が整備され現在行われているサービスの基礎が殆ど完成し、2年後の1993年には1981年に月間1,000万個を到達した宅急便サービスの取扱数が月間1億個となり、ヤマト運輸は日本の物流において欠かせない存在となりました。

 

こうしてヤマト運輸の歴史を辿ってみると、「輸送業」を始めとしてサービスの変更や追加を繰り返し利用者のニーズに合わせたサービスを次々と開始することで今の地位を確立したことが分かります。

ネット通販を利用する時、発送が「ヤマト運輸」だと安心することがないでしょうか。

注文当日に荷物を届けるAmazonの「お急ぎ便」といった常識的に考えて厳しい宅配もきちんと時間を守って商品を届けてくれるヤマト運輸の安心感は、創立から今に至る歴史を振り返ってみると数々の実績に裏打ちされたものとも言えます。

1998年にはなんとインターネット上での「荷物お問い合わせシステム」も始まりました。

同年6月には「時間帯お届けサービス」も始まり、現在多くの人がヤマト運輸で利用しているサービスが殆ど揃ったといえます。

その後も着々と事業の拡大・サービスの変更や追加を繰り返し今のヤマト運輸が出来上がりました。

 

予測できたヤマト運輸の限界

f:id:gqp:20170312094629j:plain

日本版のAmazon.comである「Amazon.co.jp」がオープンした日は2000年11月1日のことです。

その日から2013年にヤマト運輸が完全に商品の発送を担う様になるまでは、佐川急便などの競合会社もAmazonの商品発送を請負っていました。

Amazonが自社で販売・発送する商品の送料完全無料化を発表したのが2010年ですから、「送料完全無料」の下で日本の運送会社がAmazonの仕事を請負っていた期間はたったの3年でしかありません。

Amazonの「送料完全無料」に耐えうる会社がヤマト運輸だけになった2013年から4年後の現在、いよいよAmazonのサービスにヤマト運輸も根を上げたわけです。

こうして振り返って見ると僅か3年で佐川急便などが撤退した事実から、ヤマト運輸に限界が生じることは予測できたことだといえます。

2013年当時のサービスのままでもスマホの普及によるネットショッピングの一般化によりAmazonの利用者が増え、ヤマト運輸の負担が増していったことは間違いありません。

プライム会員向けの特典も増え、Amazonの利用者が順調に増えていったことも原因として挙げることが出来るでしょう。

 

「Prime Now」の発送はAmazonが実施

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2015年11月19日に開始された「Prime Now」に受けた衝撃を覚えている方も多いと思います。

まだ一部の地域でしか利用することができないとはいえ、注文から1時間で届く点は今でも他に類を見ない群を抜いたサービスです。

発表当時は「これ以上ヤマト運輸に負担をかけたら...」という意見や「その負担に見合う分の金を払ってるんでしょ」という意見が飛び交いました。

しかし実際に蓋を開けてみればPrime Nowの発送はAmazonが実施しており、ヤマト運輸は関係のないことだと分かりました。

そしてPrime NowはAmazonが商品の販売から発送までを全て実施した初めてのサービスです。

今回のヤマト運輸の問題には関係のない「Prime Now」ですが、Amazonが同サービスで行っている地域限定の発送を日本全国で実施できるような状態が整えばAmazonの利用者も心置きなく「お急ぎ便」などを利用できるでしょう。

しかしそんな状態が整った時には生鮮食品以外を全てAmazonで購入する利用者が激増するかもしれませんね。

 

2017年3月12日時点でサービス変更情報はなし

値上げの方向で「検討」

www3.nhk.or.jp

この記事の冒頭でも紹介したNHKニュースですが、まだあくまで「検討」の段階です。

また次のJ-CASTニュースによると値上げを実施するにしても2017年9月とのこと。

www.j-cast.com

2017年9月までは今まで通りAmazonのサービスを利用することができるでしょうし、もしAmazonがその前にサービスの変更を実施したとしてもプライム会員の「お急ぎ便無料」という強みを簡単に無しにするとは考えにくいです。

また上のJ-CASTニュースによるとヤマト運輸の宅配便利用率は9割がAmazonなどの法人で、残りの1割が個人とのこと。

その9割の中でもかなりの割合を占めるAmazonとの契約を、ヤマト運輸がどの程度まで下げる予定なのかが注目すべき点なのかもしれません。

 

2017年4月9日追記分

2017年4月7日にヤマト運輸の「当日便撤退」が発表されました。

www.nikkei.com

 

これによりAmazonプライム会員に起こる変化を次の記事にまとめました。

 

lf2.hatenablog.com

おわりに

最近気づいたことですが、Googleで「ヤマト運輸」と検索すると次の様に表示されるんですね。

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今まではヤマト運輸のサイトから伝票番号を入力していたので、これは便利な発見でした。今後はGoogleから直接宅配状況を確かめようと思います。